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先天性股関節脱臼

どんな病気?
生まれた時から股関節がはずれている(脱臼)病気です。先天性という名前がついていますが、実はほとんどが後天的なもので、赤ちゃんのゆるい股関節に、無理な力が加わることがきっかけとなって起こると考えられています。男の子よりも女の子に多い病気です。
症状は?
新生児では股関節を曲げ、外側に足を開いたり閉じたりしたときにコクッと音が鳴ります。乳幼児以降では股の開きが悪い、左右の足を伸ばすと長さが違う、びっこをひく、体を左右に揺らして歩く、お尻を突き出して歩くなどの症状がみられます。
治療は?
新生児期など早くに見つかればおむつのあてかただけで治る場合があります。歩きはじめてからの治療は一般に難しく手術が必要になる場合も少なくありません。生後5~6ヶ月までに発見された場合、一般的には装具固定による治療がよく行われていますが、無理な整復は関節の変形を残すこともあるので注意が必要です。
予防は?
生後~2ヶ月までの間は股関節をなるべく開いた状態に保ち、子どもの下肢の運動を妨げないようにしておきましょう。家系に先天性股関節脱臼の方がいる場合、女児の場合には特に注意しましょう。